• ホーム
  • アフターピルで消退出血が引き起こされるメカニズムを解説

アフターピルで消退出血が引き起こされるメカニズムを解説

2020年01月16日
心配している女性

アフターピルを飲んでからしばらくたつと、消退出血という物が起こります。これは何かというと生理のような出血ではあるのですが、すこし意味が違います。

まず、消退出血とはホルモンの量が減り、子宮内膜がはがれて出血するというものです。この消退出血が起こるメカニズムとしては、普通の月経とは違います。といっても、出てくる出血は月経の時に出てくるものと変わりありません。子宮内膜の内側が厚くなり、それが妊娠しない事で不要となって排出される一般的な月経とは何一つ変わりはないのです。

アフターピルの場合、飲んでから数日から3週間後にはこの消退出血が起こります。一時的に女性ホルモンを多くとったのでホルモン量が極端に増え、その後にホルモン量が急激に減るためにホルモンバランスに再度変化が起こり、消退出血が起こるのです。
排卵のタイミングや子宮内膜の育ち方によってもホルモンの量が違い、そのホルモン量が乱れるために出血が起こるとか、ホルモン量のバランスが崩れて出血が起こるという事になるでしょう。

消退出血については基本的に月経とは変わらないものですが、気をつけたいのは出血日数です。出血する日数は月経ほど長くダラダラ続く訳ではなく、場合によっては1日だけで終わってしまう場合もあります。ホルモン量が影響することで出血するというメカニズムなのですが、場合によっては着床出血や排卵出血などの可能性もあり、出血したからといって必ず妊娠していないとは限りません。

また、消退出血は必ず起こる物ではないというのも大きなポイントでしょう。というのも、中にはそのまま月経が来るはずのタイミングと同じ時に出血があり、月経が来る場合もありますし、全く出血はなかったけれど妊娠していなかった、という人もいます。このため、消退出血が無いからといって妊娠した可能性が高いとか、そういったことはまずありません。

もしアフターピルを服用した場合、望ましいのは3週間後に妊娠していないことを確認するために、妊娠検査薬で調べることです。アフターピルを服用し、その3週間後に妊娠検査薬で陰性の反応ならば、まず妊娠している可能性はないと考えていいでしょう。一方、この時に陽性反応があった場合はアフターピルによる避妊は失敗したという事ですから、妊娠の可能性を考えて産婦人科を受診して、妊娠しているかどうかを確認してください。なお、これは月経があったとしても行うことをおすすめします。